引越し業者様より玄関枠の欠け傷の補修のお問い合わせをいただきました。

アパートの玄関枠ですが、木の枠にペンキ塗装してあります。引越しの際にぶつけて塗装が剥がれ木の色がが見えていますね。

単色の補修は、基本的にパテ埋めして塗装…といきたいところですが、塗装物の上から新たに塗装するときは元々の塗装を溶かす恐れがあるので注意が必要です。

出来れば埋めるのみ、若しくはパテ埋めした後埋めた部分のみ色付けで補修するようにしています。

補修材を埋めていく際に、ペンキが劣化していると塗膜がパリパリ割れてきてしまうこともあるので優しく埋めていきます。

中で枠が割れていると埋めている側から動いてしまいいつまでも綺麗な形は作れないので、強度を出すためにもジェル状の接着剤である低度形を作りつつ動かないようにしっかり固めます。

表面はペンキと質感、艶感の近いハードワックスという補修材を使いました。

作業後↓

今回はスプレーなどの艶合わせはせず埋めて軽いペーパーがけ程度ですが、傷は分からなくなりました。

基本は大事ですが、メリット、デメリットを考え効果の出ない不必要な工程は時に省くことを大事かなぁ、と思います。

フローリングの傷、建具のパンチ穴、サッシの歪み、生活に支障はないけれど気になる傷は補修で！まずはご相談ください！