賃貸の原状回復の現場で、建具の凹みの補修をしました!

強度や仕上がりを考えると、建具のパンチ穴や凹みはシート貼りの方がいいので、シート貼りをお勧めしましたが、今回は「半日程度でできる仕上がりで構わないので補修でお願いします」とのことで補修で対応することになりました。

古い物件ですと同じ柄や色のシートがなく、似たようなシートを張ることがあるのですが、やはり全く同じになることはないので1枚だけ柄の違うシートになってしまいます。

そんな時は部分的に補修になることが多いですね。

こちらの凹み穴、現場で見てみると実は以前補修されている箇所で、同じ場所に穴ができてしまったようです。

マンションやアパートですと、広さがないところが多くどうしても扉同士が開けた時にぶつかってしまうことがあります。

その結果このように同じ場所を傷付けてしまいます。

本来、補修跡の場合一回全て取ってから補修しますが、今回は時間もなかったので相談して半日で出来る仕上がりで進めることになりました。

前回の補修は上手でしたが、若干濃い色を少しぼかすように吹き付けていて補修箇所が濃くなっていたので、その色に合わせつつ、全体が馴染むような色で木目を描きました。

角度によって少し見え方が変わる部材でしたので正面からは少し濃いですが、立ち目線だと目立たなくなりました。

無理矢理明るめの色を入れたりしているので多少違和感はありますが、担当の方には「全然分からないですね!」と、喜んでいただきました。