業者様より階段の小口テープが剥がれてしまったところを塗装して欲しいというお問い合わせをいただきました。

一般の方には分かりづらいと思いますので作業後の写真と見比べてみます↓

階段のササラの小口部分のテープがなくなっています。踏み板の木目と近いので分かりづらいですが、上の写真では集成材が剥き出しになっています。

なのでこちらを他の柄と同じように塗装して欲しいとのことでした。同じ柄の小口テープを貼るという手段もありますが、今回は小口テープがなかったので塗装で、ということでした。

集成材やMDFなどの小口に塗装する時、素地が塗料を吸い込みすぎないようにしたり、きれいな平滑を出すために目止めをします。

元々シートの柄と剥き出しの集成材色味が近いこともあり、集成材の色を潰して消さないように今回は透明な接着剤を使って目止めをしました。

あとは削って平滑を出し、塗装していきます。シートの柄を見ながら似たような模様を描いていきます。

ナチュラルな感じで仕上がったのではないでしょうか?「やっぱ、補修屋さんは凄いね!」と言っていただく時がやはり嬉しいですね。

フローリングの傷、建具のパンチ穴、サッシの歪み、生活に支障はないけれど気になる傷は補修で!まずはご相談ください!